7.ダイブ・マスターへの挑戦(2007/9/4)
9月の連休直後、航空券が安くなる時を見計らい、格安チケットを購入したので、9月25日からまたいつものフィリピン、セブ島に潜りに行ってまいります。
帰国は千葉高ゴルフ大会の前日に帰ります。 滞在期間は4週間足らずです。
(最近はスーパーでマンゴーも安くなりましたが、それでも現地の10倍の値段ですね。
また、セブ空港で、いつもの出国税関官吏とのやり取りが、いまから楽しみです。)

今回のチャレンジ目標は、『DM』(ダイブマスター)のライセンスを取得することです。 
これは、完璧に「『プロ』への入場券」で、普通はビジネスをするために取るのですが、 私はこれで、仕事をしたり、ビジネスをして金儲けをしようとは思っていません。 

強いて言えば、セブ島行きつけのダイブショップの仲間達の行動パターンを見ていて、・・・
毎年、ヨーロッパ(独・仏・ベルギーなど)からリピーターが長期滞在でやって来る訳だけど、その中で、DMを保有している仲間達は、ショップが暇な時は自分たちで「ファン・ダイブ」を楽しみ、ショップにお客さんが溢れて忙しい時には、アルバイトとして、「ガイド」を手伝っているのです。

私も、お金がなくなったら、農閑期に、南の島にポツリと渡り、ガイドのアルバイトをして、「ホテル代だけでも、稼げればなあ」、と思っています。 

もっとも、今年3月、家内と泊まったコテッジは1泊 US$ 22.50(去年までは18.00$)でしたが、今回はまた一人旅なので、1泊 US$ 9.00のコテッジに格下げしたので、宿泊代は大したことありません。
それでも、この9.00$のコテッジは、個室で、ツインベッドと水洗トイレとシャワーとベランダ付きです。
(家内と泊まった22.50$の高い方は、さらに冷蔵庫と空調が付いていましたけど、・・・・・)

DMの取得は、なんせ最低でも60本(60タンク)分を潜り、立ち泳ぎ20分、浮いた人間を引いて800m、水中無呼吸で100m(50mだったかな?)といった体力の限界一杯まで試され、できない時には、できるまでやらされます。(ですから、ライセンスの取得に期限はありません。 出来なければまた来年挑戦することになります。)
次回会う時に、もし静かにしていたら、「あいつ、落ちたな。」と思ってください。
もし、はしゃいでいたら、「おめでとう」と言ってくれると、嬉しいなあ、本当に。

実地では、潜って「海底地図」を作成したり、実際に、本物の「お客さん」を持たされて、アシストしたり、海の中を案内する実技を、何本もこなさなければなりません。
このためには、お客様のダイビング器材を準備したり・運搬したり・収納したり、講習会の補佐をしたり、お客様の個々のトラブルを解決してあげたり、そんな実技までして、いくつも経験を積むのです。 
医者の世界で、医者の「卵」がやらされる、(ただ働きの)「インターンシップ」に似ています。

もちろん、体力試験・実技試験の他に、「物理学」(これは大得意)、「ダイビング生理学」、「減圧理論」、さらには事故ったときの賠償に関する「法律」までをも、英語による坐学と筆記試験を受ける必要があります。
さらにはダイビング機材、例えばレギュレータの分解・組み立てなどの「構造試験」もあるのです。

とても楽しみです。

このチャレンジに向けて、今は体力増強を兼ねて、毎週2回、プールに行って、その都度3000mを泳いでいます。場所は、つい先日まで、「世界水泳」をやっていた、新習志野の「国際水泳場」で、「北島」が金メダルを取った競技プールです。水深2m、長さ50mプールで、1コースを一人で独占して泳いでいます。「北島」になった気分ですよ。
(2時間の入場券(500円)を買って、着替えやシャワー時間を除き、プールの中には90分間しか居られません。
この90分間で3000mを泳いでいますから、水に入っている間は、ほとんど泳いでいます。
たぶん、90分の内70分〜75分間ほど、泳いでいる勘定です。 千葉高水泳部での「大特訓」のお陰です。)

今年3月に家内とフィリピンに行って、「レスキュー・ダイバー」の国際ライセンスを取りましたが、それよりもはるかに「重い」、「難しい」ライセンスで、取るのにかなり苦労しそうですが、体力のあるうちに取りたいと思っています。
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