1.宮古島でのアドバンス資格の取得(2006/3/9)
先日、宮古島「列島」、2週間の旅から帰宅しました。宮古島列島は今回で5回目です。
伊良部島では、いつものとおりダイビング三昧でしたが、今回は、最後に、列島のメインの島、宮古島で初めて3泊しました。

とうとう、家内にまで「私も忙しいの、いつも同行はできないわ。」と、ついに振られてしまい、娘はニュージーランドに1年間留学に行っちゃうし、しかたなく一人で行きました。  

なんせ気ままな一人旅なので、伊良部島では一泊2,400円の「ゲストハウス」に泊まり、自炊をしたり外食をしたりです。 (2,400円でも一人部屋で、共同部屋だともっと安い。)
冷蔵庫や調味料や鍋や食器もついているし、キャベツとカボチャは食べ放題のサービス付き。
滞在期間中のお客様は「私一人」でした。(宿側はオーナーとスタッフの二人で、至れり尽くせり。)

航空券は誕生日割引で、宮古島片道4万4・5千円のところを1万2千円です。シーズン・オフに行くとこんなにも安い。

伊良部島でのダイビングは水温23度(気温18-26度)でまったく快適、全然寒くない。
(千葉に帰って、まだストーブをガンガン入れているのでびっくりした。)
私はさんざん潜っているので、上位ライセンス(アドバンス)を取る必要はないと言われて来たのですが、形式上、上位のライセンスを保持しようかと思い、今回はその講習をも受講し、取得した。

宮古島ではダイビングをしないので、一人で時間を持て余すのでは?、と心配しましたが、そこは持ち前の「人懐っこさ」で、地元の人達とあちこちで話し込み、教えていたたき、様々な作業を手伝わせていただき、地元の夜の集いにも加えてもらいました。

島では、正に砂糖キビの刈り入れの真っ最中で、腰をかがめて4m近い砂糖キビを叩き切るのです。
(宮古島にはハブがいないのです。その点は安心です。)
ご存知ですか、砂糖キビは「鎌」では切れないのです。「トマホーク」(誘導ミサイルの源名)というアメリカインディアンの「斧」に似たもので、叩き切るのですよ。

また、腰まで海に浸かって、「追い込み漁」をもやらせてもらい、2時間で10kgもの大漁でした。それを民宿の主人と「うろこ剥ぎ」、「わた(臓物)出し」を手伝わせてもらいました。
干潮時に岩に張り付いた「アオサ(海草)摘み」もやりました。(3mほど潜ってする、「モズクの棚張り」作業は予定日に海がしけて船が出せなかった。)

自分で取った魚は、刺身でも、唐揚げでも、何にしても美味しいし、自分で刈った砂糖キビは本当に甘いし、また自分で摘み取ったアオサ(海藻)は何に入れても旨いのです。そんな素朴な感激に、毎日ただただ感謝の連続でした。

今回は地元の人間関係、社会問題なんかもいろいろ聞きました。


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